ヨーグルトで歯磨き
かえで歯科クリニック (2015年10月27日 21:07)
こんにちは。横田です。
こんな記事、見つけました。
本当ですかね?自分の体で試すのには、勇気がいります。
ヨーグルト歯磨きで歯周病を防ぐ根拠
日本人の約70%が感染すると言われている歯周病。定期的に歯科医に診てもらうことや、生活習慣を変えるなどさまざまな対策法があげられます。その中でも近年、話題になっている方法に「ヨーグルト歯磨き」があります。
ヨーグルト歯磨きとは、名前の通り歯磨きの仕上げにヨーグルトで歯を磨く方法です。これにより、口内細菌が減少し、乳酸菌が悪玉菌の繁殖を抑制することによって効果が出ると言われています。
広島大学大学院医歯薬学総合研究科の二川浩樹教授は、乳酸菌の一種であるロイテリ菌に歯周病や虫歯の予防効果があると発表しています。臨床試験では、学生25名に「ロイテリ菌入りのヨーグルト」を2週間にわたり摂取させ、細菌検査を実施。この結果、唾液中の虫歯菌は約80%、主な歯周病菌4種は約40~80%減少したことが確認されました。したがって、ロイテリ菌は歯周病や虫歯の予防に効果的であると考えられています。
また、歯周病の原因となる虫歯菌の中でも、最も病原性が高いものがジンジバリス菌です。LS1という乳酸菌には、このジンジバリス菌を殺菌する効果があります。LS1とジンジバリス菌を一緒に培養すると、1日以内でほとんどの歯周病菌が消滅したという実験結果が出ています。
これらの結果から、ロイテリ菌やLS1といった乳酸菌が、歯周病対策に繋がることが分かっています。歯周病が気になる人は、これらの乳酸菌が入ったヨーグルトで歯を磨いてみるとよいでしょう。
ヨーグルト歯磨きの方法
「ヨーグルト歯磨き」についてあまり聞き慣れていない方も多いと思いますが、「ヨーグルト歯磨き」は誰でも簡単に行なうことができます。
(1)まずは通常通り、一本ずつ丁寧に歯を磨く
歯に垂直になるように歯と歯の間や、歯と歯茎の境目を横に細かく磨きます。
(2)すすぐ
通常の歯磨きを終えたら、一度すすぎます。
(3)ヨーグルトで歯を磨く
ヨーグルト歯磨きに使用するヨーグルトはどれでも良い訳ではありません。上記の乳酸菌が入った無糖のヨーグルトを使用する必要があります。歯ブラシにヨーグルトを少しつけて、もう一度(1)と同じように一本ずつ丁寧に歯を磨いていきます。
(4)すすがない
ヨーグルトで歯を磨いた後は、口をすすがないのがポイントです。せっかく歯や歯茎に付いた乳酸菌を洗い流してしまうと、効果がなくなってしまうからです。なので、歯を磨いた後のヨーグルトは吐き出すか、そのまま飲み込んでしまいましょう。