第101話「動乱への誘い」
かえで歯科クリニック (2015年6月16日 18:51)
物資の流通が阻害されたことにより、新領土全域において反国家的暴動が続発する。また、帝都フェザーンでは、航路局の全航行データが消去されるという事件が起こる。それらの背後にいる首謀者はルビンスキーであることが判明するが、本質的には旧自由惑星同盟市民の帝国への反感が暴動を誘発しているのである。その声に対し、イゼルローン共和政府はどう応えるのか。ヤン亡き後初めての戦いに赴くべきか。ユリアンの判断が問われていた。
アーレ・ハイネセン
声・・・なし
- 同盟建国の父。帝国の奴隷階級に生まれ、辺境の流刑地で強制労働をしていたが、ドライアイスで宇宙船イオン・ファゼカス号を作って40万人の人々と共に帝国から逃走。いったん無名の鉱物惑星に身を隠しつつ、そこで多数の外宇宙用宇宙船を建造。その後、長征1万光年(ロンゲスト・マーチ)の旅に出る。新天地(バーラト星系)を見つける前に事故死。彼の遺志はグェン・キム・ホアらによって継がれた。ようやく居住可能な惑星を見つけた時、その惑星の名前にはハイネセンとつけられた。この惑星こそが、自由惑星同盟首都星ハイネセンである。
- 惑星ハイネセンには彼の巨大な像があったが、同盟滅亡後、ラインハルトによって取り壊された(なお、ラインハルトはハイネセンの墓所や記念館には不干渉であった)。