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第57話「キュンメル事件」

かえで歯科クリニック (2014年8月11日 20:47)

ユリアンたちが地球へと近づきつつある頃、新帝国では地球教徒がひとつの謀略を企てていた。

ラインハルトは皇帝になって最初の行幸として、マリーンドルフ伯の甥、キュンメル男爵邸へと赴くことにする。生まれつき病弱で明日をも知れぬ命のキュンメル男爵は、下級貴族から皇帝の座へと自力で登りつめたラインハルトと比較して、自分の無力さを痛感していた。そこにつけこまれた彼は地球教の陰謀に手を貸し、ラインハルトを暗殺しようとしていた。

 

http://www.youtube.com/watch?v=SBatwzTXczU&list=PLOapjX7wmRSyflg92IrusyMNAGTAql2UI&index=27

 

ハインリッヒ・フォン・キュンメル

声・・・三ツ矢雄二(タッチの上杉達也、ドラゴンボールZの界王神、など)   キュンメル.jpg

 

キュンメル家の当主で男爵の爵位を持っている。ヒルダの親戚でもあり、一人娘だったヒルダにとっては弟のような存在。生まれつき難病を患っており、ベッドから起き上がる事すら困難。そのため生涯の大半をベッドのうえで過ごしている。

運動とは無縁の生活を送っているためか読書を好んでおり、そのため学問にも通じている。中でも歴史への興味は深く英雄に対する憧れが強い。複数の分野で成功を収めた人間を尊敬する傾向にあり、レオナルド・ダ・ヴィンチや曹操などを特に尊敬している。

同時代の人物としては芸術家提督の異名を持つメックリンガーを尊敬しており、ヒルダの計らいでメックリンガーが自宅に来た際は興奮してその後熱を出してしまうほどだった。