第53話「急転」
かえで歯科クリニック (2014年7月14日 20:38)
ブリュンヒルトを射程に捉えた正にその時、「無条件停戦命令」がハイネセンからヤンに伝えられた。勝利を目前にしてヤンは攻撃を中止する。この裏には
ヒルダの活躍があった。彼女は、単独でミッターマイヤーとロイエンタールをハイネセンに向かわせて降伏を要求したのである。ヤンはメルカッツに少数の
兵を率いて一旦姿を隠して貰うとする。ポプランやリンツらも彼に付き従うことを宣言した。来るべきヤン艦隊の復活を信じて・・・。
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フョードル・パトリチェフ
声・・・塩屋浩三(ドラゴンボールの魔人ブウ、グルド、Zガンダムのロベルト、サエグサなど)
- ヤン艦隊副参謀長。巨漢で怪力、誠実。声量が豊かで、オペラ歌手なみの低音の持ち主。外見も発言も頼りない印象を与えるヤンに代わって、兵士の叱咤激励役、雰囲気作り(ヤンの作戦案に彼が真っ先に同意することで、周囲を納得させ安心させる役)、艦隊全体への音声通信によってヤンの指示を伝える役目を果たしている。
- ムライと同様、本来の参謀としての役目は果たしたとは言えないが、ヤンの能力不足の部分を補うという意味においては、広い意味でヤンの参謀として最適の人事であった。回廊の戦いの終結後に皇帝ラインハルトとの会見に向かうヤンの随員となるが、地球教徒に襲われ、ヤン、ブルームハルトとともにテロに倒れる。最期の言葉は「よせよ、痛いじゃないかね」であり、その巨体でドアを塞ぐことでテロリストたちの行動をわずかながらも遅らせた。
- ヤンの少佐時代に惑星エコニアへ参事官補の大尉として登場、ヤンを補佐している。なおこの時、前後の事情を要約して過不足なく説明することに才能があると表現されており、単なる指示の伝達でなく、よりわかりやすい形で指示を伝えるには、最適の人材とも考えられる。ただしエコニアでは、説明の際に虚偽内容をまじえて発言し、記録に残さないとはいえ、けん責処分を受けている。最終階級は少将。