歯科医院で発見の赤ちゃん死亡 産んで置き去りか

７日、東京・虎ノ門の歯科医院のトイレで、生まれたばかりとみられる赤ちゃんが見つかり、その後、死亡しました。警視庁は、歯科医院で働く２０代の女性事務職員が赤ちゃんを産んで置き去りにしたとみて、詳しいいきさつを調べることにしています。

７日午後７時５０分ごろ、東京・港区虎ノ門の歯科医院の従業員から「トイレに赤ちゃんがいる」という通報がありました。
警視庁によりますと、歯科医院の従業員が使うトイレの便器の中で、生まれたばかりとみられる赤ちゃんが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
これまでの調べで、歯科医院の２０代の女性事務職員が、７日の昼すぎに「体調が悪い」と言ってトイレに入ったあと、姿が見当たらなくなり、赤ちゃんだけが見つかったということです。
その後、事務職員は母親と一緒に病院に行って入院しているということで、調べに対して母親が「娘が赤ちゃんを産み落とした」と説明しているということです。
警視庁は、事務職員がトイレで赤ちゃんを産んで、そのまま置き去りにしたとみて、体調の回復を待って事情を聞き、詳しいいきさつを調べることにしています。