こんにちは。横田です。
こんな記事みつけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000026-jij_afp-int
サッカー選手たちは大金を稼ぐかもしれないが、歯の治療にはほとんど費やさないようだ。研究によると、サッカー選手たちの歯と歯ぐきの平均的な状態は、同世代の英国人よりも悪いという。
ロンドン大学イーストマン歯科研究所はAFPの取材に対し「虫歯が深く進行して神経にまで達し、顎で感染を引き起こしている選手が数人見つかったほどだ」と述べた。
英スポーツ医学誌に掲載された研究論文は、英国のプロサッカー選手の間に歯科疾患がどれほど蔓延し、またそれが選手の運動能力にどの程度影響しているかについて、論文として初めて扱ったものだ。
選手の年齢層は18~39歳で、平均24歳だった。各チームとも少なくとも9割の選手が検査を受け、問診に答えた。その結果、全体の37%の選手に進行中の虫歯が見つかり、半数以上の選手に酸による歯の侵食がみられた。また10人中8人の選手に歯周病があり、4人中3人の選手は口内の半分が冒されていた。20人に1人の割合で、歯茎のダメージが元に戻せない状態だった。
4分の3近い選手が、調査の前年に歯医者にかかったと述べたが、実際に診察してみると、多くの選手がそれほど歯の健康を意識していないことが示された。6人におよそ1人が、問診時に口内または歯の痛みを感じており、4人に1人が熱い飲み物や冷たい飲み物がしみると回答した。
また選手の半分近くが、虫歯や歯周病が気になっていると答え、5人に1人が生活に支障が出ていると述べた。さらに7%の選手が、歯の状態が悪いせいで、試合やトレーニングに悪影響が出ていると回答した。
「極めて激しい衰弱と痛みを起こす可能性がある親知らずの感染にかかっている選手」も見つかった。放置すれば最悪の場合、試合はおろかトレーニングもまったくできなくなるという。
ストライカーのロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)とミッドフィルダーのフローラン・マルーダ(Florent Malouda)はそれぞれ数年前、アーセナル(Arsenal)とチェルシー(Chelsea)に在籍していた時期に親知らずを抜歯してから、健康状態もプレー感覚も向上したと述べていることが報じられている。
一方、驚くことに選手獲得には巨額を投じるのに対し、歯科医師をチームスタッフとして抱えているクラブはほとんどなかった。
論文はまた調査対象となった選手たちの3分の2近くが、週に3回以上、甘いスポーツドリンクを摂取していた点に触れているが、虫歯との関連は証明されていない。
アメリカ人は歯には気を使っているイメージでしたが、イギリス人はちがうんですかね?