ヒルダへの求婚に回答を得られなかったラインハルトは、乗馬や不似合いな芸術鑑賞に手を伸ばすことで気を紛らわせていた。その頃、帝国内にロイエンタールが叛乱を起こすという噂が流れる。一方、新領土のロイエンタールのもとには、ラインハルトの病臥につけ込むオーベルシュタインとラングによって政情が乱れつつあるとの情報が入っていた。彼はラインハルトの信頼を確かめるため、敢えて新領土への行幸の招請をだす。
ベイ
声・・・池田勝(機動戦士ガンダムのレビル、ヤッターマンのほとんどのヤッターメカ、機動戦士Zガンダムのジャミトフ・ハイマンなど)
大佐。表向きは救国軍事会議の賛同者として参加していたが、実はトリューニヒトに情報を漏らしていたスパイ(OVAではブロンズ中将の情報部をけなしたり、トリューニヒトの逃亡成功を理由にスパイがいることを主張するなど救国軍事会議の結束に亀裂を入れるような行動を多数行っている)。そのためベイはクーデターによる逮捕を免れている。クーデターが終結した後、この功績によって准将に昇進した(原作の一部などに、少将に昇進したという記述ミスがある)。ヤンが査問会に呼び出された時にはヤンを宇宙港でフレデリカとマシュンゴから引き離し、宿泊施設(軟禁場所)に連れて行く役を担当した。ヤンの解放を望むフレデリカらの抗議を一蹴し、トリューニヒトに密告した上で彼女らに闇討ちをかける。性格はビュコックから「いたち」「ゴキブリ野郎」と評され、盗聴の記録を証拠品として使用する同盟憲章違反行為を行う可能性があると示唆されたほど。