ラインハルトのもとには地球教殲滅の報告と前後して、同盟でのヤンの離脱事件の概要報告ももたらされていた。これにより帝国軍上層部の間には波紋が広がったが、同盟併呑の口実を手に入れた形となったラインハルトは、内心ではこうなることを望んでいたのではないかと自問自答自答するのであった。そんな中ラインハルトはフェザーンの遷都を布告し、エル・ファシルが同盟からの独立を宣言する。歴史はまたも動き始めていた・・・。
カール・エドワルド・バイエルライン
声・・・神奈延年(マクロス7の熱気バサラ、剣風伝奇ベルセルクのガッツ、PROJECT ARMSの高槻涼など)
ミッターマイヤーの幕僚。旗艦はヘオロット、後にニュルンベルク。後世の歴史家は「ミッターマイヤーの後継者。有能で誠実で清廉な軍人」と記録する(力量としては回廊の戦いの時点でアッテンボローと互角と評されていた)が、マル・アデッタ星域会戦では同僚であるグリルパルツァーの実力に感嘆し、回廊の戦いではヤンに弄ばれ、第2次ランテマリオ会戦ではロイエンタールに青二才呼ばわりされたことなど、ヤン、ロイエンタールら主役級将帥と比較して経験不足の感が否めない。