第63話「聖地」

地球への途上で地球教狂信者に襲われ片腕を失う。地球教本部に潜入していたユリアンらは、信者の異様な様子から食事に麻薬が混入されていることを察する。それをきっかけに行動を起こし始めたとき、帝国軍も地球教本部への攻撃を開始した。ユリアンらはフェザーン商人を装って帝国軍に協力し、教団の極秘資料を手に入れることに成功する。地球教徒たちは攻撃に耐えられず自ら死を選び、地の底へと消えていった。

 

アルフレット・グリルパルツァー     グリルパルツァ^.jpg

声・・・咲野俊介(MAJORの茂野英毅、攻殻機動隊ARISEのイシカワなど)

クナップシュタインとともに未来の帝国軍を担う人物と目された人物。軍人としてだけではなく、探検家提督としても知られており、地理学者としても大成を期待されていた。しかし、栄達のために敢えて乱を起こす考えから、ロイエンタールの叛乱に際して陰謀を巡らし、裏切り者としての評価を残すことになる。作中ではミッターマイヤーがバイエルラインに対し、グリルパルツァーの見識の広さを見習うよう言ったほどだったが、一つの悪行によりその経歴が全て否定された人物の典型である。なお、あまりにも憎悪と軽蔑を一身に背負ったため、相対的にロイエンタールに対して最後まで忠誠を尽くした他の将兵に対して同情的な面が集められた側面もあった。