読むと少し元気になる、「かえで歯科」のブログのジョークのコーナー。
イェ~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
田舎の村の父子がショッピング・センターにやってきた。二人は目につく物が
何でも珍しくて驚いていた。とりわけ銀ピカの壁が開いては、また滑り出してきて
じる様にはびっくりさせられた。
少年が父親に尋ねた。「お父さん、これ何?」
エレベーターを見たことがない父親は「こんなもの、生まれてこのかた見たことが
ない。分からんなぁ」と答えた。
親子があっけに取られて見ていると、太ったお婆さんが車椅子を転がして動く壁の
前に来てボタンを押した。壁が左右に開くとお婆さんは小さな部屋に入っていった。
壁が閉じると、父子は壁の上に付いている連続番号が、一から順に点滅するようす
を見つめた。ランプの数字が順番に上り、また逆に下って戻ってきた。そしてついに
壁が開き、中から着飾ったブロンドの女性が颯爽と出てきた。
父親は若い女性を見つめたまま、小声で少年に言いつけた。「今すぐ、お母さんを
呼んできなさい」