ラインハルトは、ガイエスブルグ要塞をワープさせてイゼルローン要塞を対する作戦を実行する任にケンプとミュラーを充てた。フェザーン自治領主ルビンスキーは、これまでの政策を転換し、ラインハルトに同盟を併呑させた後で、裏面から帝国を支配しようと考え、補佐官ケッセルリンクにその布石を打つように命じる。ケッセルリンクはまず、同盟政府にヤンがクーデターを起こす可能性を示唆し、彼をイゼルローン要塞から引き離そうとする。
http://www.youtube.com/watch?v=shg2htHsxpw&list=PL66722715CC601547
アドリアン・ルビンスキー
声・・・小林清志(ルパン三世の次元大介、機動戦士ガンダム0083のエギーユ・デラーズ、攻殻機動隊イシカワなど)
- 第5代にして最後のフェザーン自治領主。「黒狐」と呼ばれる野心家。
- 地球教と手を結び、武力によって互いに食い合い疲弊していく帝国と同盟の間を巧みに泳ぎ回り、"恐怖されるほど強からず、侮りを受けるほど弱からず"というフェザーンの微妙なバランスを維持することを基本姿勢としている。
- しかし帝国宰相と帝国軍三長官(軍務尚書・統帥本部総長・宇宙艦隊司令長官)を兼任し帝国の実権を掌握したラインハルトが独裁体制を確立して各種の改革を実行に移す中、逆に同盟は帝国領侵攻作戦における大敗や救国軍事会議のクーデターに伴う内戦によって著しく疲弊し、両国の国力バランスがフェザーンの力をもってしても調整不可能なほどに大きく帝国側に傾いたことを見てとると、従来の路線を変更して「再生を果たしつつある帝国と連携して同盟を滅亡させ、来たるべきローエングラム朝銀河帝国に於いて経済的な面での実権を握る」というものにシフトさせのだが・・・。